Welq難民とは?初心者にも分かりやすく解説|クラウドソーシングで仕事が激減する人々

Welq問題が明るみになり、インターネット上に公開されている情報の信憑性が問われるようになりました。これまでクラウドソーシングで記事執筆の仕事を請け負っていた人たちにもある変化が起きているようです。

Welq難民とは?

そもそもWelq問題とは、
株式会社DeNAが運営していたキュレーションサイト『WELQ(ウェルク)』が
医療情報の信憑性を問われたことが発端で、
DeNAが運営する全てのキュレーションサイトが非公開となった問題です。

こちらについては以下の記事でも考察していますので、ぜひご参照ください。

参考:これからの時代のブログビジネス実践者の在り方について|Welq問題から考える

結果的にWelq問題は、
インターネット時代に蔓延る問題が浮き彫りにしました。

これまでインターネット上に公開する文章は、
他サイトからのコピペやリライトは一切禁止されてきましたが、
禁止されていたとはいえ実際のコンテンツの監視体制の所存は曖昧だった部分があります。

あからさまなコピペは取り締まられることもあったと思いますが、
多少のコピペ、引用、リライトは『グレーゾーン』としてなんとなく蔓延していたのでしょう。

昨今、検索エンジン上には様々なサイトやブログなどが乱立しています。

そこに書かれた情報は一体どこからきたものなのか?

コピペなのか、リライトなのか、引用なのか。
そもそもどこの誰が書いたものなのか。
その情報は本当に信ぴょう性の高いものなのか。

いまいちハッキリしない上に、公開する側の責任範囲も曖昧、
その情報を受け取る側のITリテラシーの問題も付随しますので、
これは非常に根深い問題ですね。

いずれにしてもWelq問題を境に、
これまでクラウドソーシングで記事執筆を外注していた発注サイドが
自分たちのキュレーションサイトがDeNAと同じ憂き目に遭うことを恐れ
クラウドソーシング経由で記事執筆を発注することに対してブレーキをかけている状態です。

そのため、これまでクラウドソーシングで仕事を請け負い
記事を書くことでお金を稼いでいた人々が、
こぞって仕事が激減するということが起きています。

このような人々を、『Welq難民』と呼びます。

素人が記事を書き続けるのはそもそも無理がある

Welq問題を第三者目線で見ていて思ったこととしては、
やはり一人の人間が記事を書き続けるのは無理があるということです。

例えば、私の知り合いで、
人工知能を使ったシステム会社で働いている友人がいるのですが、
この方は非常に科学技術に関する知識を持っているので
100〜200記事くらいは平気で自分の言葉だけで記事が書けてしまうんですね。

このように、自分が専門的知識がある分野であれば
どんどん自分の言葉で記事を書いていくと良いですし、
例え少し文章を構成するために他サイトを参考にするくらいであれば
大いにありだと思います。

しかし、自分が全く知識のない分野で、
2,000文字程度の記事をいくつも書くのにはさすがに無理がありますよね。

そうなるとその辺のサイトを参考にリライトしたり、コピペするくらいのことをしなければ
今度は外注費としていただく金額と割に合わなくなってくるんですよね。

その点を踏まえると、
『外注して記事を書いてもらう』風潮そのものに限界があるのかもしれません。

対策

では、今回の『Welq問題』を経て
私達ブログ実践者はどのような対策を施すべきなのでしょうか?

確かに上述したように、その分野の知識がない人に対し
安いお金で薄っぺらい内容の記事を量産してもらうような文化は終焉を迎えるでしょうし、
恐らくこれからもっともっとGoogleの審査も厳しくなると思います。

しかし、かといって『ググる』という文化はなくならないでしょうし、
検索エンジン上の情報を人々が検索しなくなることもない。

とすると、このような現状のどこに落とし所があるか。
対策として、以下の2点を推奨します。

1.専門知識のある人が専門的なサイトをつくること

ひとつは、専門的なサイトをつくること
そしてそれを専門知識のある方が記事を書くことです。

そうすれば、配信をする人は責任をもって配信できるし、
情報を受け取る側からしても信憑性が高いですよね。

welq問題のアウトだったところは、医療の専門サイトにも関わらず
全くもって医療の専門知識のない人が記事を量産していたことに問題があったのです。

これは明らかにPV数と利益しか追求していないやり方なので、
情報を受け取る側のリスクを全く考えていないと批判されてもおかしくはありません。

このようなサイトを、上場企業がいくつも所有していたから問題になったのです。

せめて専門家の監修をつけて、ひとつひとつの記事をチェックしたり、
ある程度信憑性のある情報であったならば、ここまで大きな問題にはならなかったでしょう。

しかし多くのブログ実践者もまた他人事ではなく、
きちんと信憑性のある情報を責任もって発信していかなければなりません。

2.完全に主観で記事を書き続ける

とはいっても、誰もが専門サイトをつくるほど専門知識があるとは限りません。

じゃあ、専門知識がないとブログ運営はできないのか?ということなんですが、
これに関してはでも実践できる対処法があります。

それが、『主観でブログを書き続ける』ということですね。

ブログを書く時に、あたかも事実であるように情報を配信するから問題になる。
それなら『自分はこう思う』という意見だけで文章を成り立たせれば、
それは立派なブログだし、主観ベースなので誇張や虚偽もありません。

それに、個人的な見解が思う存分展開されている方が、
ただ事実をきれいに並べているサイトを見ているよりも、
読んでいる方もよっぽど面白いと思います。

例えば最近だったら
『江角マキコさん』が芸能界を引退することで話題になりましたが

・こういう経緯があって
・こういう事件があって
・犯人は江角マキコさんだったから
・見せしめとして芸能界を引退することになった
・これに対してこの人はこう言っている

という風に、事実を書こうとして文章化してしまうと、
真実かどうか立証されていないことに関しては
記事に書き記し公開した時点で、Googleの規約に反してしまいます。

なのでこれを

・こういう経緯があって
・こういう事件があったらしい
・でも私は江角マキコさんが犯人ではないと思う
・なぜなら私はショムニが大好きで
・江角マキコさんの大ファンだから。
・江角マキコさんが無罪だと信じている

という、100%主観で物事を綴っていくと
すごく自分らしくて個性的な記事に仕上がります。

それに、これであれば事実に一切触れていないので
誰に何を言われようが立派な『自分の考えていることブログ』ですね。

このようなやり方が、
これからのブログ実践者の肝になってくると思います。

まとめ

長くなってしまいましたので、今回の内容をまとめたいと思います。

・Welq難民
これまでクラウドソーシングで仕事を請け負い
記事を書くことでお金を稼いでいた人々が、仕事が激減している現象のこと

・今後の対策
1.専門的な知識のある人が専門的なブログを書く
2.完全に主観でブログを書き続ける

以上は、これからの時代のブログ実践者には非常に大事なインプットだと思いますので
ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。