緊急性に踊らされず、物事の重要性を意識して行動しよう

緊急性,重要性,優先順位

人間は毎日ものすごい数の決断を下していると言われていますが、この選択と行動があなた自身の全てを司ります。選択と行動を行う際には、『緊急性』と『重要性』をきちんと考えて意識することが必要です。

行動しよう!と言われるけど‥

ビジネスで成果をあげたいと思ったら、絶対的に行動が必要です。

参考:『行動する』というよりも、『行動する癖』をつけるようにしよう

でも、別にビジネスでなくたって、生きていれば誰でも行動はしています。
小学生だって、会社員だって、アルバイターだって行動はします。

でも、自分でビジネスをしようと思うと、単純に『行動の質』が問われます。

なぜなら、自分でビジネスをするということは、
目の前の作業をどんどんこなしていくと同時に、
長いスパンで見たときの方向性や重要性、将来性など
様々な視点を加味しながら時には軌道修正したり、スピード感を調節したりする必要があるからです。

要は、ガムシャラに行動するのも大事なんだけど、
そのガムシャラさを向けるベクトルは間違っていませんか?ということですね。

行動さえしてれば良いというわけじゃないのがポイントです。

一般の会社員の方やアルバイター、学生であれば、
その方向性というのは会社や学校側が決めてくれるので
私たちはガムシャラに行動だけしていれば良いわけです。

ここが、起業家ではない人と、起業家の圧倒的な違いとも言えるかもしれません。

緊急性ばかり重視してしまうのはNG

ビジネスにおける行動を決めるときには、
緊急性と重要性の両方を加味する必要があります。

分かりやすい例を挙げてみると、
例えばわたしのなかで、今日、とある記事を1つ書くことが超重要だとします。

しかし、この大事な記事を書いている間に、

友達からLINEが来て、家族から電話がかかってきて、
ビジネス仲間からスカイプがかかってきて‥
しまいにはメルマガの返信メールまで受信してしまうと。

で、これらの緊急性の高いこと全てに反応してしまっているうちに
なかなか記事を書く時間がなくなり、
結果的に今日のうちに記事を書くことができなかったとします。

これは、重要性より緊急性の高いことを重視してしまっていることになります。

しかし長い目で見たときには
自分のサイトに記事をきちんと量産することってとても大事なんですよ。

なので本来であれば、緊急かつ重要なことでなければ
重要性の高いものからしっかりと片付けていく必要があります。

その過程において緊急性の高いものが入り込んできたとしても
本当は、ひとまず重要性の高いものが片付くまでは反応しないのが理想です。

長いスパンで物事を考える

緊急性の高いものより重要性の高いものを重視することは
簡単なようでそう簡単にできることではありません。

そのバランスってけっこう難しいと思っていて、
私がよく悩んでしまう点でもあります。

例えば、友達との飲み会とかって
絶対に行かなければいけない強制力はないけれど、
かといって重要じゃないかというと、多分重要なんですよ。

でもその一方で、できることなら作業もしたい‥みたいな。

こういうときに何を重視するかというのは本当にバランスなんですが、
基本的にはなんでも長期的に物事を考える癖をつけると良いです。

というのも、本当に仲の良い友達ならば
数回飲み会を断ったくらいで関係性は変わりませんが、
ビジネスというのは一時的に集中して作業が必要なときもあります。

この、ビジネスにおける短期集中期に、
全ての作業を投げ捨ててまでお酒を飲む必要が本当にあるでしょうか?

ビジネスで成果を出して自由な時間が手に入るようになれば
いくらでも遊んだり、呑む時間がつくれるようになります。
それからでも遅くはないと思うわけですが、
飲みの誘いって基本的に緊急性が高いので、ついOKしてしまったりしますよね(笑)

それもまた悪くはない選択だとは思いますが、
なんでもかんでも緊急性の高いことを重視してしまうと
後々自分が苦しくなってしまいますので、それは少しだけ気をつけてみると良いですね。

重要性の高いものは、存在感が薄くて気づかない

以前、とあるベンチャー企業でコンサルをしていましたが、
その企業を外から客観的に見ていて思ったことは、
忙しければ忙しいほど緊急性ばかりにとらわれてしまって、
重要性の高いものが忘れ去られているということ。

そのベンチャー企業は急成長中の市場でビジネスを展開していたので
次々とインバウンドでお問い合わせや打ち合わせの依頼が入り
営業マン達が毎日の忙しさに走り回っていたんですね。

私はその企業でマーケティングを受け持っていましたが、
途中から『営業を手伝ってくれないか』と言われたんです。

でもそのときに私は経営陣に対し、

『目の前にある営業案件をさばくことは短期的な施策であり、
一方でマーケティング施策というのは長期的な施策なので
忙しさにつられて長期的な施策をおざなりにすることは
長期スパンで見て会社のために良くないと思いますよ。

というお話をさせていただきました。

それで私の営業部門への参画はなくなったわけです。

しばらくして市場の成長が穏やかになり、
インバウンドでの営業の問い合わせがほぼなくなってきた頃に
長いこと施策を打ってきたマーケティング戦略の成果が出始めて
市場が盛り下がってきた後でも売上が伸び続けました

あのとき私が短期的な施策(営業への参画)に目移りして、
マーケティング戦略をおざなりにしていたら
恐らく、市場の成長止まりと共に会社も危ないことになっていたでしょう。

そんなわけで、
私は今でも長期的に大事なこと(重要性の高いこと)を
優先して作業を進めるようにしています。

自分でビジネスを育てていくという方にとって
非常に大事なお話ができたかな、と思いますので
良かったらぜひ参考にしてみてくださいねー。