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アーティストから学ぶ

ぺこ&りゅうちぇるが嫌われない理由は、見た目と中身のギャップだと思う

今年、ぺこ&りゅうちぇるが大ブレイクしました。おふたりのご活躍を見ていると、
どうも時代の流行や一時的なブレイクとは違った魅力があると思わずにはいられません。

なぜ彼らは、原宿の読者モデルから大きく飛躍することができたのでしょうか?

見た目と中身にギャップがある

個性的で奇抜なファッションで原宿の若者を魅了し、
読者モデルから芸能活動をスタートしたぺこ&りゅうちぇる。

テレビに出始めの頃は、あまりに強烈なキャラクターに驚いた視聴者の方も少なく無いのではないでしょうか?

イマドキの若者』という言葉にも当てはめずらいほど自身のスタイルを貫く彼らは、今年1年で目をみはるほどの活躍と飛躍を見せています。

お笑い芸人にも負けないトークとリアクションで、
ぺこ&りゅうちゃるカップルをバラエティ番組で見ない日はありません。

さて、彼らは今年1年で大きな成長を遂げましたが、
その活躍は偶然あるいは一過性のものなのでしょうか?

私は、そうは思いません。

確かに、誰にもマネできない奇抜なファッションで見る者の記憶に残りやすい、という
アーティスティックな一面も持ち合わせていると思います。

しかし彼らは、その見た目からは想像もできないほど、しっかりと“自分”を持っている。

ヘタしたら、そこら辺の良い大人たちよりよっぽど“自分”というものを大切にしているし、
しかもそれを、誰を批判するでもなく、誰かを不快にするわけでもなく、
自らのアイデンティティとして主張できる強さを兼ね備えている。

視聴者を大笑いさせることのできるユーモアさと、
そしてたまに見る者を『ハッ』とさせる意志の強さ。

その両面を持ち合わせているからこそ、彼らは万人から愛されているのだと思います。

ギャップは人を魅了する

人の魅力って、なんだろう?と考えてみると、色々な要素が浮かんできます。
そのなかでも『ギャップ』は大きな要素のひとつとして挙げられると思います。

例えばその『ギャップ』をうまく使ってファンを虜にしていると感じるのが、
個人的には、山田孝之さん、だと思います。

普段は飄々としていて、近寄りがたいオーラさえ身にまとっているものの、
SNSやバラエティ番組で見せるお茶目でユニークな一面が山田孝之さんの最大の魅力。

役者としても素晴らしい才能の持ち主なので仮に『ギャップ』がそれほどなくても充分活躍していたとは思いますが…)

ぺこ&りゅうちぇるさんも、個性的な見た目とは相反して、しっかり自分の意志を持ち、
そして、時に真剣に自分の意見を主張できる強さを持っている。

なぜ、人は『ギャップ』に魅了されるのでしょうか?

正しい答えは分かりませんが、人は誰かにギャップを見せつけられると、単純に人間的魅力の“奥行き”を感じてしまうのだと思います。

表面的な部分からだけでは見えない魅力。それが、“奥行き”です。

『普段はこうなのに、そんな一面もあったのか!』みたいな感じですかね(笑)

だから、飽きないし、もっと違う面が見たくなってしまう。

『ギャップ』には、見るものを飽きさせない、そして『この人のことをもっと知りたい』と思わせる効果があるのだと思います。

ギャップがある人には、ストーリーを感じてしまう

『ギャップ』にはその人の“奥行き”を感じさせる、というお話をしました。

では、“奥行き”とは一体なんでしょうか

奥行きとは文字通り表面的な部分だけでなく、その他の面が存在することです。

表面的な部分が見えている状態が紙に書かれたただの正方形だとしたら、
“奥行き”というのは、例えるならば立方体、とでもいうのでしょうか。

立方体は、上から、あるいは横から眺めるとまた違った面が見えますよね。

それをすごく感じたのが、りゅうちぇるさんが『いいね動画シアター』でドッキリ企画を仕組まれたときのこと。

仕掛け人であるモデル仲間がりゅうちぇるさんの外見や生き方に対し批判することで『りゅうちぇるを怒らせる』という企画だったのですが、りゅうちぇるさんは身勝手に自分のスタイルを批判してくる仲間に対し怒ることも、言い返すこともせず、淡々と自分の意見を述べたのです。

そのときの様子はいつものような明るくハチャメチャなキャラクターではなく、超真剣。しかも、説得力がある。

『そんな風に外見を批判されるのは今回が初めてじゃない。これまでの人生でもずっとそう言われてきた。でも、自分の子供には自分を偽らずに生きていくことを教えて、強く育てる。自分を偽ることに慣れたら、人になにも教えられない

そんなこと、20歳で言えるでしょうか?私は、本当に立派だと思いました。

しかしながら上のような発言ができるのは、彼が生まれつきしっかりしているからなのでしょうか?
恐らくそうではないと思います。

人知れず涙を流し、つらい思いをした経験が幾度となくあったのでしょう。
りゅうちぇるさんの“奥行き”を見るたびに、彼が優しさと強さを持ち合わせている理由が分かる気がしてなりません。

きっと、りゅうちぇるさんなりに悲しいことやつらいことを乗り越えた結果が、全て魅力に変わっていったのでしょう。でも、つらい経験を魅力に変えるのは、そう簡単なことではありませんよね。

そんなりゅうちぇるさんの静かな迫力にすっかり圧倒され、
何も言い返すことができない仕掛け人なのでした…。

その放送を見た多くのファンからも『男らしい!』『これこそ真の男』という賞賛のコメントが押し寄せました。普段の言動からはお世辞にも『男らしい』とは言えないキャラクターでありながら、いざというときに見せる男らしさ、芯の強さが、りゅうちぇるさんのギャップであり、最大の魅力なのだと思います。

また彼女のぺこさんに関しても、雑誌のインタビューで『他人の批判は関係ない、全く気にしない』と堂々と発言しています。周囲の意見や大衆の価値観に流されることなく、しっかりと“自分”を持っている姿に多くのファンが魅了されるのでしょう。

まとめ

テレビを見るとき、

・なぜこのひとが流行っているのだろう?
・なぜこの商品が売れるのだろう?

という視点で見つめてみると、色々なことが見えてきます。

りゅうちぇるさん、ぺこさんについても同様で、『イマドキの若い子』という薄っぺらい観点ではなく、しっかりと観察してみると彼らの魅力、これからの時代に求められるものが自然と見えてきます。

そして、一発屋として消えていく芸能人と、長く売れ続ける芸能人の違いなども非常に勉強になります。

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