大卒で就職した人の3年以内の離職率と、その職種は?|理想の仕事の見つけ方

『理想の仕事を見つけるには…?』。この質問に対する答えを、私たち社会人は誰もが当たり前のように探し求めています。それにも関わらず、本当に自分の理想通りの仕事ができている社会人の割合は、全体の何パーセントなのでしょうか?

学生のときには、真剣に“職業”というものを考える機会なんてありませんし、そもそも日本の学校教育はサラリーマンを量産するための教育システムですから、それも当たり前なのです。

今回、厚生労働省から公表された大卒社会人の離職率や、離職率の高い職種の考察、そして、理想の仕事の見つけ方とは一体なんなのか?というお話をしていきたいと思います。

大卒で就職した社会人全体の32%が3年以内に離職していた!

今回の記事を書くうえで参考にしたのが、厚生労働省が公表した『平成24年3月に卒業した新規学卒者の卒業後3年以内の離職状況』についての調査結果です。

その中でも特に私が注目したのは、新規大卒者の卒業後3年以内の離職率。これが、今回の調査でなんと32.3%という数字だったということがわかりました。

32.3%という数字に関してピンとこない人も多いかもしれませんが・・これって凄い数字だな〜と個人的には思うのです。

なぜなら、一生懸命大学に通い、半年以上にも渡り就職活動をくぐり抜け、きちんと大学を卒業し、そして、誰もが胸一杯に希望と期待を抱いて企業に入社するんですよ。最初から離職を視野に入れて入社する人なんて早々いないです。

しかし、そんな期待とは裏腹に、3年後には『3人に1人が入社した会社を辞めている』という事実…。これは、いかなるものなのでしょうか?

会社を辞める側に責任があるのか、見切られてしまう側に責任があるのか、といった問題ではありません。

私たち若者は、ゆっくりと将来について考える時間のある“学生”のうちに、『自分の理想の生き方ってなんだろう?そして、その生き方を実現するためには何の仕事につけばいいんだろう?』と、真剣に考え、自分と向き合う時間をもつことが必要だなと改めて感じます。

離職率の高い職種は?

少し話がずれてしまいましたね^^;

さて、今回、厚生労働省が発表した調査によると、最も離職率の高い職種は『宿泊業・飲食サービス業』で53.2%、続いて『生活関連サービス業・娯楽業』が48.2%、更に、『教育・学習支援業』が47.6%で第三位という結果が出ています。

これらを見てみると、ほとんどが『サービス業』であることがわかりますね。ほとんど2人に1人が3年以内には離職していることが判明しました。

日本という国は、サービス業においては世界一と言われています。海外に行ったことのある方は、それはなんとなく想像がつくと思います。

海外のスーパーマーケットのレジの対応なんてひどいもんですし(笑)、飲食店に行ったって店員が愛想笑いのひとつもないお店もけっこうありますよね。

日本のサービス業のクオリティがいかに素晴らしいものか、ひしひしと肌で感じるわけです。

しかし、そんな世界一の『オモテナシ精神』の裏では、お客様を幸せにしたいという想いを抱いて入社を決めた多くの若者が、3年以内にどんどん辞めていくという悲しい現実が潜んでいます。

これだけ質の高いサービスを提供する国ですから、常にお客の下手に出なければいけないでしょうし、理不尽な出来事や横柄な態度にも、相手がお客様であれば基本的には目をつぶらなくてはいけません。

また、生活のリズムという点でも、サービス業は朝早くから夜遅くまで働くイメージが強いですね。私はサービス業で働いたことがないので知ったかぶりをするつもりは毛頭ありませんが、少なくとも、生活のリズムが崩れると、体の健康も、そして心の健康にも悪影響を及ぼすことは間違いないです。

将来のことや就職先を考える際には、就活戦線に巻き込まれて盲目になり、後から自分が苦労しないよう、その業界や職種の良いところも悪いところもしっかりと見つめていくようにしなければなりません。

就活戦線に巻き込まれてなんとなく大手を目指すのは危険!

実際、『就職』をする方法はいくらでもあります。アルバイト先からそのまま社印契約をする方も多いでしょうし、大学院からほとんど面接だけで大手の研究員に就いてしまう場合もあります。はたまた、専門の資格をとって学校の推薦や、あるいは自分で面接を受けに行くこともありますね。

その中でも、多くの学生が経験するのが、シュウカツというやつです。毎年、就職活動の時期になるとものすごい就活戦線が繰り広げられていますね。

で、覚えておいて欲しいのですが、大手企業であればあるほど広告費を出せますから、就活生が目にする多くのものに自社を宣伝することができるのです。大手の就職サイトで何度も宣伝され、嫌ってほど会社名を見かけるのもうなずけますよね。

広告費をふんだんに支払っているのですから、当然です!(笑)

でも、学生はそんなこと知らないので『自分が知っている企業=大手』だと勘違いして、なんとなく知っている、名前を聞いたことのある会社を志すようになります。

例えば、味の素、サントリー、明治製菓、山崎製パン、カルビーなど、私たちの普段の生活になじみがあって、誰もが大手と知っている企業は溢れんばかりの志願者で物凄いことになっています。

じゃあ、実際の待遇や仕事内容がそんなに楽しいのか、ズバ抜けているのかというとそうでもありません。とはいっても、大手企業であることは間違いないですし、もちろん優良企業なんですけどね。

あくまでもここで言いたいことは、世間の流れに流されて、自分の本当の理想を見失ってはいけないですよ〜ってことです。

必ずしも『大手=あなたにとって理想の会社』ってわけではありません。大手に勤めて良ことは給料含む待遇と、『大手に勤めている』という肩書きだけです。まあ、それで充分っていう人には向いているかもしれません。

しかし、週5日毎日8時間、通勤の時間も含めて、一日の中の10時間を毎日費やしていくわけです。学生のときは『人生=学校』ですが、社会人になると、『人生=仕事』といっても過言ではありません。会社関係の人とは、正直言って家族より長い時間を過ごすことになります。

だからこそ、

仕事にやりがいや理想をとことん求める人は、就職してからそのことに気が付く前に、早いうちに“自分”という人間をしっかりと見極める必要があります。

ネットビジネス、理想の仕事、離職率

理想の仕事に就くために、考えるべきこと3つ。

じゃあ、どうやって理想の仕事を見つければいいの?っていうことになりますよね。進路に迷ったときには、ぜひここで紹介する方法を試してみてください!

将来の理想の未来を想像する!そして、そこへハシゴがかかるように仕事を決める。

まずは、これがとても大事です!というのをわかりやすく説明するために、例えば将来パン屋さんを営みたいと思っている方がいると仮定しましょう。

「将来はパン屋を開業したいけど、開業資金がないからひとまずホテルに就職してお金を貯めて起業しよう♪」という考えでホテルに就職したとしますよね。

でも、どんなにそのホテルで仕事をしても、パンについては一向に詳しくならないですし、ホテル業界は激務なので毎日生活するので精一杯で、とても将来のことを考えている暇なんてない・・。ということになりかねません。

こうなるともう最悪で、数年かけて開業のためのお金は貯まるかもしれないですが、お金がたまったところでパンに関する知識も、経験も、なにもありません。しかも、サラリーマン脳のまま起業することになるわけですから、うまくいくはずありません。

一方で、ちょっと給料は安くても、小さなパン屋さんの社員として就職した方が毎日長い時間パンと接することができるし、なにかにつけて勉強になります。季節ごとのメニューや常連さんとのやりとり、価格設定や店のデザインなど、マーケティングで大切なこと全てを間近で勉強できるのです。将来的に独立を考えているのであれば、それに越したことはありません。

間違っても、理想の未来に全くリンクしていない、そして将来的に必要なスキルが身に付かない仕事にはつかないことをオススメします!

とことん自己分析をする!

就職というひとつのラインを良い機会に改めて、自分はなにをしているときが一番楽しいのか、どんなシチュエーションにドキドキするのか、将来どうなりたいのか、そして今はどんな人間なのか・・・と、じっくり、とことん考えてみてください。

これを見誤ると、とんでもなくつまらない職種に就くことになるのでここは慎重にいきましょう^^

ちなみに、私はこれでちょっとだけ自分を見誤って失敗しました。

この“ちょっとだけ”というのが、ポイントです(笑)

学生時代の私は部員100名程度の部活で、みんなを引っ張る立場で日々活動していました。周りの支えもあり、この上ない達成感とやりがいをもたらしてくれた経験から、『自分の裁量で色々なことをさせてくれる企業が良いな』と思い、少数精鋭で営業力に定評のある、実力主義の大手商社に就職しました。

詳しいことはメルマガ内でお話していますのでここでは省略しますが、要は、結局は大手企業だったんですよ。『自分の裁量で』なんて、なにひとつ決めさせてもらえませんでした。

それでも、恐らく同じ世代の友人や部活の同期の話を聞いていると、私はまだ自由にやっていた方だったようです(^^;)要は、自分で思っていたよりもっともっと『自分の思うようにやってみたい』と思う気持ちが強かったんですね。

で、私はそんな閉塞感に耐えかねて1年で最初の会社を退職していますが、当時のことを思い出しても、正直、会社には全くもって不満はありません。

ただただ、自分が未熟で、自分自身のことをよくわかっていなかったのだな、と思うのです。

人は往々にして、意外と自分のことをよくわかっていません。わかっているようで、わかっていないのです。そのことを肝に銘じて、親しい友人やかつての恩師、恋人、家族に色々と自分のことを聞いてみて、新たな自分を知るということもとっても大切です。

就職活動中によくいわれる『自己分析』。これは、本当に、充分すぎるほどに行った方が良いですね!

幸せを感じる瞬間を考える。そして、それがたくさん訪れる仕事をする!

ある意味では、これが全ての答えなのかもしれません。

ここで、少し時間をとって『自分がなにをしているときが一番幸せなのかな?』と考えてみてくださいね。友人とワイワイ遊んでいるとき、ひとりでいるとき、お客様の笑顔が見れたとき、運転しているとき、居心地の良い空間でお酒を飲んでいるとき・・。

どうでしょうか?

考えられることは色々とあると思うのですが、この、『幸せな瞬間』をたくさん感じられる仕事が、あなたの理想の仕事であることは間違いないありません^^

例えば、自分が色々なことを教えていくことで子供が育っていくのが幸せであれば、『先生』と呼ばれる立場の仕事につくことが最適ですし、お客様の笑顔が自分の幸せであればサービス業に就くべきです。

私のように、失敗したっていいから好きなようにやることが幸せなら、起業家を目指せば良いですし、運転が好きな運転手をやれば良いだけですよね。

こうやって考えると、理想の仕事を見つけることは案外シンプルなことなのかもしれません。

収入などの現実的な問題はさておき、あなたの心が充実した状態で毎日を送れることを考えれば、できるだけ好きなことをベースに仕事を考えると良いでしょう。

まとめ

では、ここまでだいぶ長くなってしまったので、今回の内容を改めてまとめてみたいと思います。

大卒者の32.3%が3年以内に最初の会社を退職している。(そのほとんどがサービス業)

世間の流れにまどわされて自分の理想を忘れないようにしよう!

♢ 理想の仕事を見つけるには

1、理想の未来にハシゴがかかるような仕事をする

2、とことん自己分析する

3、幸せを感じる瞬間がたくさん訪れる仕事を探す

いかがでしたでしょうか?

ぜひ、理想の仕事を見つける際にはこちらの記事を参考にしてみてくださいね!

 

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